承前 ブラウザ->ウェブアプリ->ActiveMQ->ApacheCamel->AWS S3 と言うルートを考えてみましょう。 ウェブアプリでEXIF情報を消去したり、画像縮小を行ってS3にアップロードするには、少々重たい処理ですね。 非同期で、イベント駆動で処理したいですよね。 ウェブアプリはDockerで建てているのだから、ActiveMQ1 も Consumerである Apache Camel2 もDockerでインスタンス作って、メッセージ送信/受信したらいいよね。 …と、思ったら、意外と大変だった、と言う感じです。 JMS(Java Message Service) と Producer と Consumer JMSは歴史的経緯から、とにかく複雑な仕様で、正直に向き合うと、げんなりしてしまうのですけどね…。 まぁ、シンプルにProducer->ActiveMQ->Consumerで、送信元Producerが、受信元Consumerに向けて、オブジェクトをメッセージとして送る、オブジェクトのエンコード/デコードを簡単に(?)やってくれる、と、考えたら良いと思います。 今回はウェブアプリがProducerの役割ですね。 ウェブアプリケーションに画像アップロード 結局、ファイル名と拡張子を文字列で取れて、画像のデータをbyte[]か、InputStreamで取れれば良いと思います。 マルチパートでのRESTクライアントの使用 - Quarkus 依存関係に Quarkus RESTEasy Multipart Runtimeを忘れずに。 画像データをActiveMQに送信する JMSの使用 - Quarkus 依存関係に Quarkus Artemis JMS Runtimeを忘れずに。 application.propertiesにquarkus.artemis.***=を記述することを忘れないように。 そうすると、ConnectionFactoryもDI対象になりますよ。 public void uploadImage(String fileName, InputStream file) { try (JMSContext context = this.connectionFactory.createContext(JMSContext.AUTO_ACKNOWLEDGE); ByteArrayOutputStream out = new ByteArrayOutputStream()) { // ファイル読み込み file.transferTo(out); out.flush(); // メッセージ作成 BytesMessage message = context.
承前 AWS Lambda Function を Java で作るというお仕事をしています 基本的に Spring-Boot がメインの現場です Spring-Framawaork はやめておけ、と公式でも言われてますね。1 Java で何かしらする時は、背骨(フレームワーク)欲しいですよね DI(DependencyInjection) 無いと、もう無理ですよね Guice/Dagger を使えと言われていますが、どっち使ったらいいの? 色々なケースがありますが 自分でやったこと 自分でやったこと google/guice Apache Geronimo Config google/guava で、どうやってビジネスロジック注入する?を考えて、やっぱりgoogle/guiceかなぁって。
設定注入は、Apache Geronimo Configかな 2
Daggerはコンパイル時DI、Guice実行時DI。コンパイル時にDI設定やればそっちの方が速いと思いがちですが、実際やってみると、Javaは起動するとかなり速いので、あまり差が無いのですね。 まぁ、そもそも AWS Lambda Function って、プロダクション的に小さいですし 3 そうすると、コードや設定少ないGuiceの方がいいですよね。
ケース よくあるケースですが、 API Gateway で、何かを送ってもらって、何かをやるみたいなことをやってみましょうか。
public class App implements RequestHandler<APIGatewayProxyRequestEvent, APIGatewayProxyResponseEvent> { private final AnyService anyService; @Override public APIGatewayProxyResponseEvent handleRequest(APIGatewayProxyRequestEvent input, Context context) { this.anyService.execute(input); APIGatewayProxyResponseEvent res = ... // do something return res; } public App() { Injector injector = Guice.
Javaのプログラミングで、 “Hello World” を出したいと思うでしょう?
まぁ、惰性で以下のことをするでしょう。
JDK(OracleとかOpenJDK)をインストール、パスを通す Mavenをインストール、パスを通す Eclipseをインストール、各種フォーマッターをインストール 今は、2021年6月です。 こう言うのは避けたいですよね。
JDK/JREのバージョンを切り替えるのが難しい JDK/JREは後方互換を重視していたので、ちょっとしたことで対応が難しい 現在の Eclipse って、必要なJDK/JREって、15ですよね Java 11/15で後方互換が切り捨てられたのもあるので、対応はそれなりに必要でしょう 1 Windows10でJava開発環境整える それだけで、一体、いくらのソフトをダウンロードするんです? JDK/Maven/Eclipse のインストールは、大体において鬼門だったりしますね 隣の席の人と、Eclipseのバージョン合ってます? Mavenでも、変な対応が入ることがありますよ 2 まぁ、結局、以下の如しですわ。
まず世間のIT関連のPCはWindows10ベースなので、それを考える ローカル開発環境に、極力インストールさせない Gitからチェックアウトしたら、すぐ全員の環境と同じになる ここら辺、あなたならどう考えるでしょうね?
JAXB対応 https://github.com/acroquest/javabook-support/issues/49 ↩︎
Maven 3.8.1 で mvn install 出来ない(maven-default-http-blocker)されたメモ https://qiita.com/bazoo/items/3b5cab094b25cbbd8019 ↩︎
Quarkusに入門してみた Quarkus - Creating Your First Application Quarkus を、ちょろっと触っています。
入門編として、「HTMLで入力フォームを作って、画像投稿掲示板を作る」までやってみたいかな、位のモチベーションですかね…。いや、まだ何も出来ていませんが…。
最初に触った感想 とりあえず、簡単に出来るよな 色々揃っているよな、でも外れると何も出来ないよな Vert.x が鬼門かもしれないな とりあえず、簡単に出来るよな とりあえず、mavenでプロジェクト作って、 Hello, World! とか、適当にJSONを出力するのとかは、Javaの基礎知識ある人なら、10分程度で出来るんですよ。
mvn clean compile quarkus:dev で実行させた後、Eclipseとかでデバッグするには、ポート5005のリモート・デバッグを使えばいい、と。1
色々揃っているよな、でも外れると何も出来ないよな 色々道具は揃っているんですが。 ただ、本当に限定的なんですよね…。 2
プレゼンテーション層、(所謂)「HTMLテンプレート」は Qute Templating Engine があるんですが、マジでこれしかないの…? Thymeleaf はおろか、 FreeMarker にも届かないんでは…。
DBアクセスには、 Hibernate/JPA とか、そのラッパー Panache とかあるんですが、それ以外は…。
まぁ、そもそも Quarkus の役割を考えると、「Backend for Frontendをそこまで作り込むな」と言う主張なのかもしれませんが…。
Vert.x が鬼門かもしれないな Spring Boot って、結局、HttpServletの(適度に)厚いラッパーだったわけで、昔ながらのServletを知っていれば、何とか応用も効いたと思うんですが、 Vert.x は、ホントよく分からんですねぇ。 JAX-RSの下がどうなっているか、きちんと調べないと分からん、と言う。
でもね とは言え、新しい技術に触れると、ホントにワクワクしますわ。
このフレームワークが、どう転ぶのかも分からないんですが、でも、これからのJava標準準拠であることを考えると、やっぱり避けて通れないんでしょうね。 3
Maven testをeclipseでデバッグ | infoScoop開発者ブログ https://bit.ly/2TJzH6W ↩︎
Quarkus - Guides - Latest https://quarkus.
TL;DR インストール用リポジトリーURLは、以下です
https://propedit.osdn.jp/eclipse/updates/ 諸々など 現在、 Google Guice ベースで Bean Validation を入れようとしていて。 独自メッセージファイル ValidationMessages_ja.properties を作ろうかと思ったら、あれ、 Unicode でないとダメなのか…。 Spring-Boot だと、フツーに UTF-8 を読んでくれるんですけどね。
Validator を DI する時に、設定を注入出来ないかな?って思ったのですが、どこにも情報が無い!! まぁ、仕方ないですわ。 Unicodeのまま実装しますかね。
なので、Eclipse に PropertiesEditor をインストールしようと思って、 ぐぐって Eclipseで文字化けするプロパティファイルを編集する方法 を参考にインストール…、しようと思っても入らない!!
まぁ、そういう事情もありましたよね 1 2 で、ドメイン/ホストを色々打ち替えて、上記のリポジトリーURLが分かった次第。
本質的には、 JakartaEE / Hibernate が、メッセージファイルのフォーマットをUTF-8に公式対応してくれれば、それが良いのでしょうが…。
ニュース: OSDNにおけるアドウェア、不適切な広告についてのポリシーの現状について - OSDN運営・管理 - OSDN ↩︎
OSSサイトの「SourceForge」が改称へ 「OSDN」に - ITmedia エンタープライズ ↩︎
前々回位の現場で、Javaベースのバッチ処理を作ることがあって。 「オンプレ環境で、そこまで厳格な条件ではないけど、ある程度安定して動いて欲しい」 「DBに接続して、データを取得後加工、CSVに出力して、それをメールに添付して送付」 位の要件でしたね。1
そこでは、アーキテクチャを選択できる立場になかったので、以前からあるバッチの仕組みを、ちょろっといじってサーバに置いたんですが。2 でも、今、自分が作るとしたら、どんな仕組みにするかなぁ、って、ちょっと考えてみました。
ある程度ポータブルなものにしたいよね オンプレとは言え、不定期にサーバーの統廃合があったりする サーバーの統廃合時に、cronタブの設定忘れたり サーバーごとに 秘伝のタレ の設定/シェルがあったり ある程度複雑なロジックを伴うから、TDDとかやりたいよね ちょっとした変更だって、やっぱり確認しながらやりたい デプロイ時に漏れとか防ぎたいよね ソース管理もGitとかのVCSでやりたいよね たまーに機能追加しようとすると、もういない担当者のPCの中にしかソースが… …あれ? 結構条件ありますね。
今、自分で作るとするなら、こんな感じかな
ある程度枯れた、よく使われる軽量ライブラリの組合せで作る GraalVMとか、まだ人類には早すぎるのでは… Jdbi のような軽量OR/M 変数を、環境変数や実行時変数から注入できる仕組みを組み込む VCSで管理する以上、DB接続情報、メールサーバー接続情報等々をコミットするのは、アンチパターンでしょう Typesafe Config MicroProfile Configuration ビジネスロジックをTDDで作るために、モックとか差し替えしたい 軽量DIコンテナを採用する Dagger Maven/Gradleで、依存関係やバージョン情報を明示 実行可能なFatJarを作成して java --jar batch.jar だけで実行可能 実行は、cronではなく、バッチ実行の仕組みを別に用意する Rundeck そんなに頻繁な更新でなくとも、CI/CDの仕組みに乗せる 意外とやらないといけないこと多いですわ。
参考 Serverless時代のJavaについて あるある案件 ↩︎
惰性とも言う ↩︎
WindowsマシンでEclipse使っていると、いつの間にか、ソースの文字コードがMS932になっていて、イラッとしません?
Eclipseの設定から直しても、プロジェクトのクラスパス修正しようと、mvnコマンドで.settingsファイルを初期化したら、文字コード設定が、元に戻ってしまったりして…。
解決策としては、プロジェクトのpom.xmlを、以下のように記述/変更します。
<properties> <project.build.sourceEncoding>UTF-8</project.build.sourceEncoding> </properties> <build> <plugins> <!-- Eclipse --> <plugin> <groupId>org.apache.maven.plugins</groupId> <artifactId>maven-eclipse-plugin</artifactId> <version>2.10</version> <configuration> <downloadSources>true</downloadSources> <downloadJavadocs>true</downloadJavadocs> <additionalConfig> <file> <name>.settings/org.eclipse.core.resources.prefs</name> <content> <![CDATA[eclipse.preferences.version=1${line.separator}encoding/<project>=${project.build.sourceEncoding}${line.separator}]]> </content> </file> </additionalConfig> </configuration> </plugin> </plugins> </build> で、Eclipse用の.settingsファイルを作り直すと、次からは、ソースコードの文字コードは、UTF-8になっています。
mvn eclipse:clean eclipse:eclipse 元ネタ Define Eclipse project encoding as UTF-8 from Maven - Stack Overflow 旧blog 2018/10/12 の記事に加筆訂正して再掲しました。
public void doSomething() { try { Path tempFilePath = Files.createTempFile("id", ".tmp"); try (Writer writer = Files.newBufferedWriter(tempFilePath)) { // do something. // 終わった後に一時ファイルを削除したい } } catch (IOException e) { // ログとか出したり、または、別の例外再スロー } } 上記のような処理で、「一時ファイルを作成、処理後に削除」って、どうやるんだっけ、って、思い出すのに四苦八苦してしまったので…。1
public static Closeable deleteOnClose(final Path tempFilePath) { return new Closeable() { @Override public void close() throws IOException { Files.deleteIfExists(tempFilePath); } }; } public void doSomething() { try { Path tempFilePath = Files.createTempFile("id", ".tmp"); try (Closeable closeable = deleteOnClose(tempFilePath); Writer writer = Files.
また、以前blogに書いていたのに、すっかり忘れてググってしまったので。
mvn dependency:copy-dependencies -DincludeScope=test 上記を実行すると、プロジェクト配下の target/dependency に、テストスコープのものも含めて、 *.jar ファイルがダウンロードされます。1
書いている時点のmavenバージョン 3.6.3 ↩︎
新しいライブラリやフレームワークを試す時、素振りも兼ねて、小さいJavaプロジェクトを作ってみるんですが、毎回Maven Archetypeの書き方を忘れて、自分のblogを読み返してしまったり。
この度、blog移設なので、ここでも書き記しておく次第です。
mvn archetype:generate ^
-DarchetypeArtifactId=maven-archetype-quickstart ^
-DinteractiveMode=false ^
-DgroupId=net.halflite ^
-DartifactId=testapp ^
-Dpackage=net.halflite.testapp もとねた
Maven Quickstart Archetype – Maven Quickstart Archetype cmdのバッチファイルで、1コマンドを複数行にわたって記述したい場合 - Qiita